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卒乳への道のり

卒乳か断乳か、私はこう考えました

自分からオッパイにバイバイしてくれるのを信じてみました。

M.Iさん Aちゃん (体験談当時の年齢:0歳11ヵ月頃 女 第1子 静岡県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

11ヵ月を過ぎた頃に周囲の人に「1歳になるのだから断乳しないとはずかしいよ」「自立ができなくなるよ」などと言われて、断乳を考えてなかった私は正直焦りました。オッパイを美味しそうに飲む娘の姿に「断乳した方がいいのかな?」「自立が本当にできなくなるのかな?」と不安でした。と同時に娘との2人だけの時間をもっと続けていたいという思いで悩みました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

母乳で育てた友達に相談してみると「一生吸ってる子はいない。食の栄養じゃなくて心の栄養だよ!はずかしいとかみっともないとかは母親が決めることだからのんびり育児しなよ」の一言で肩の力がぬけました。早くても遅くても自立する、時がくれば自立する。時がくれば子どもからオッパイにバイバイしてくれる日がくるのを信じてみる事にしました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今は1歳10ヵ月になりますが、ねる時と不安な時だけオッパイをほしがります。周囲の人にも「私は卒乳にするからこの子が必要とするまで吸わせるから!」と言ってからは何も言われなくなりました。自分の気持ちが固まってからは、他人に何を言われても笑って軽く聞き流せるようになりました。1年前に悩んでいたのがとても信じられません。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

焦る時期はたしかにありました。不安になったり心配になったり。いつか自分からオッパイにバイバイしてくれる日を、自分の子どもを信じて待つのもいいと思います。断乳、卒乳に限らず育児はのんびりと楽しみながらしましょう!

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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