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卒乳への道のり

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

GWにパパの協力で卒乳合宿。朝食後すぐに外出し、抱っこもお風呂も寝かしつけもパパにやってもらいました。

M.Mさん Kくん (体験談当時の年齢:1歳0ヵ月頃〜1歳3ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

1歳の誕生日から職場の託児所に預けることになっていたのですが、それまで1日の授乳回数が6回くらいあったし、ミルクは飲んでくれないしで、体調を崩してしまうのではないかと心配でした。何度か授乳回数を減らそうと試みたのですが、冬場で風邪をひくことが多く、食欲が無くなったりしんどかったりすると更におっぱいばかり欲しがるようになりダメでした。お茶もほとんど飲まずのどが渇いたらおっぱい...といった感じでした。また、明け方4時頃必ずと言っていいほど泣いておっぱいを飲んで寝直す習慣がついてしまっていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

悩みましたが、「おっぱいを飲ませてもらえなくなる上に、託児所に入ってママと離れないといけない」だと子どもがあまりにも戸惑ってしまうだろうからと、卒乳せずに、もういきなり託児所に預けました。最初はストライキを起こしたのかご飯もあまり食べなくなりましたが、もともと人なつっこくて賑やかなところが好きな子だったのであっさり託児所に慣れ、お茶もしっかり飲むようになりました。託児所にすっかり慣れた1歳3ヵ月頃、もう精神安定剤の役目も終わりかなと思えるようになり、ちょうどGWでパパの協力を得やすかったので「卒乳合宿」をやりました。毎日朝ゴハンを食べたらおっぱいを欲しがる間を与えずに出かけ、しっかり体を動かして遊ばせてお昼は外食かお弁当を持っていき、子どもの注意がおっぱいからそれるようにしました。外出先は近所の大きな公園、ショッピングセンター、祖父母や叔母の家などでした。おっぱいが張って痛かったせいもあり、抱っこもオフロも寝かしつけも全部パパにしてもらい、ママは子どもから隠れて、おっぱいを冷やしたり、すこしだけしぼったりするケアをやっていました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

合宿3日目からほとんど夜泣きをしなくなったので、これでやっと卒乳に成功したなぁと思いました。パパも夜泣きには困っていたので、しっかり協力してくれたお陰だと思います。おっぱいをやめてから、それまでほとんど飲まなかったお茶をごくごく飲むようになり、またゴハンを食べる量も倍近くに増えました。私も産後、風邪をひいてなかなか治らなかったり、生理痛がひどくなったりしても薬を飲めなくて、しんどい思いをしてたのが結構ストレスになってたのか、スッキリした感じです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

パパの協力が結構大事だと思いました。「卒乳って子どもが『ママと同じくらいパパが大事』って思ってくれるチャンスだよ!」とパパにしっかり宣伝をしておくといいかも。あと卒乳中は夜泣きがひどくて寝不足になりがちなので、それもパパにはしっかり納得しておいてもらった方がいいかもしれません。「子どもが泣いても『もうおっぱいあげちゃえば?』とか、決心の揺らぐこと言ったりしないでね」ってね。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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